2月14日の日記

2010年2月14日 日常
人一倍家族思いの夫の影響か、両親に対する考え方を変えてから、付き合い方が以前よりもうまくなってきたような気がする。夫は、後で後悔しないように、といつも言う。その通りだし、人生いつ何があるかわからないので、出来るだけの事はしておきたい。ちょっと前だったら、自分の気持ち優先で、両親の言う事にいちいち腹を立てていたけれど、彼らの言う事をよくよく聞いてみると、すべて私を思って心配して言ってくれている故の事なのだし。

父はリタイアして、今はもっぱら愛犬の世話が生きがいになっている。一日中テレビを見ていて、たまにゴルフの練習するような生活で、フラストレーション溜まってないかとこちらが余計な心配をするわけだが、実際に会って話してみると元気だし、ストレスも感じていないみたいだし、結構楽しそうにしている。そして相変わらす頭も良く、物を知っている。洗濯物の手伝いをしている時に母が、”お父さんフラストレーション溜まっているから、お酒飲んだらしつこくなるし”とか言ってるけど、父の言う事を聞いていればまともな話をしているだけだし、近くにいすぎて母がそれをわかっていないだけなのだろう、と思う。

父とは間逆な母は多趣味で、毎日せわしなくどこかに行っている。今回帰ってきて、あまりにも母が家にいないのでびっくりしたのだ。そして、日曜日の今日も、朝から出かける私宅をしていたので、”またどこかいくの?一緒にお稽古事している人たちも、みなそんな風に日曜日なのに家族を置き去りにしていくわけ?”と、きつい事を言ってしまった。あまりにも父と時間を過ごさないのが、可愛そうだと勝手に決め付けてしまったからだ。

でも。実際、彼ら二人の関係がどうかなんんて私にはわからない。父はなんとも思っていないかもしれないし、逆に母がいろいろやっている方が生き生きしていて嬉しいのかもしれない。父がもし、寂しい、つまらないと思っていたとしても、その生活を私がどうにかしてあげる事は出来ない。こうして出来る限り、時間がある時に実家に帰ってくる事くらいだ。そして何より、子供である私がこんな事を心配しなければいけないほど、両親は落ちぶれていない。”余計なお世話”なのだ、きっと。

健康で、元気で生活しているという事自体は、それだけで十分幸せな事なのだ。それを忘れてはならない。

でも、母にキツイひと言を言った事は後悔はしてない。やはりいくらなんでも、少しくらい父と時間を過ごす、趣味につっぱしるばかりじゃなく家族をないがしろにしないようにする意識を持つべきだし、それを言えるのは私しかいない。

Live like there is no tomorrow だ。

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