1月7日の日記

2010年1月7日 日常
暇つぶしに、People’s Choice Awardをみていたら、Mary J. Bligeが歌っていた。それを見て、”え~、彼女の実力って有名なわりに、こんなもの?”と思った私は、即、Youtubeでホイットニーヒューストンのライブを見た。一番歌唱力がある歌手は、以下の内誰か:ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、クリスティーナ・アギュレラ、マライア・キャリー:という質問が以前テレビでされていた。私は、断然ホイットニーだと思う。皆、歌唱力はもちろん素晴らしいのだけれど、ホイットニーは、何かが違う。見ていると、彼女が思い描いている歌の真の意味を、自分の思い描いている通りに表現する力をもっている。そして、テクニックを気にせずに(テクニックは自然と身についているから)歌に自分の感情をそのまま入れ込む能力がある。他の歌手(セリーヌは別として、彼女も能力は既に身についていると私は思うので)は、まだ依然として、歌をうまく歌おうとする思いの方に気が集中してしまって、テクニックばかりに気を使っているような歌い方になってしまっているのだ。それは、観客側にもそのまま伝わる。

でもホイットニーは、最近”I Look To You”でカムバックしたのを見ると、声がつぶれてしまったようだ。少し前からそうだったけど、なんとか戻ってほしいと願っていたのだが、声質を戻すのは無理なのかしら。本当に、もの凄く残念。表現力はあっても、声の質があれだけ悪いと、聞いている側に伝わらない。

歌っているのを聴いただけで泣いたのは、私にとって今の所、ホイットニーのみだ。

その後、1993年の彼女のライブを、Youtubeで見た。”I have nothing". やはり、素晴らしい。なんの努力もしないで、これだけの歌唱力があるのかと思わさせられる程、物凄く自然体で、気持ちが入っている。その気持ちが、そのまま観客に伝わり、涙が出てくる。そしてあの頃の声質も素晴らしい。まさに、歌を歌う為に産まれてきたかのように。

もったいないなぁ。。。

それを見て思ったのだ。人生、結局イーブンなんだな。。。と。全てうまくいく事って、きっとないんだな。。。と。常に、母が言っているように。

ホイットニーはキャリアこそ全て順調以上にいっていただろうものの、自身の結婚生活や、ドラッグにはまったりしてしまった行為は結局、間接的にも彼女自身の歌唱力を奪ってしまった。人間だもの、あれだけの名声と成功と収入を納めたら、どこか価値観がおかしくなるのだろうな。そこで常に原点に戻って、自分の道をはずさないように出来る人もいるんだろうけど、そうするには相当の意思と努力を要するような気がする。

何でも、努力なんだな。。。私も、頑張らないと。。。

ぜんっぜん関係ないけど、最近酔いたくて呑んでも、全然酔えない。ワイン一本では、全く酔えない。。。どうなってるんだ私の体?!

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