12月2日の日記

連休は、引越しの下準備をするので夫がいるダラスを訪れた。注文していた家具をもう一度見に家具屋に行ったり、IKEAに行っって雑貨を買ったり、マットレスを探しに行ったり。2年に一度くらいこんな事している気がする（気がするだけじゃなくて実際にそうなんだけど。。。）。

二日目の夜に、夫と夕食を取っていた時、夫が、”ななは子供諦めてるんじゃないの”というような事を言ったのがきっかけで険悪になり、その後アパートに戻ってきた後、話し合いがあった。レスの事は言及しなかったものの、夫が仕事や環境が変わる度にそれしか見えなくなり、家庭との両立が出来なくなる傾向がある事や、私は夢があっても子供を諦めると言ったつもりはない、とか、カウンセリングに行くといったのに結局行けていない、などなど。

夫は、確かに自分には能力的に限界があって、今までも仕事が変わる度にいっぱいいっぱいになってしまっていたけれど、自分でもそれではいけないと思うので、何とかしようと思っている所だ、特に今の仕事は今までにないくらい大変なので、もう少し見守っていて欲しい、と言った。カウンセリングの事も、もう少し余裕が出来たら、出来れば来年はじめから行けたら、と。夕食時に私が、幼馴染の憧れの人の話をしたんだけれど、夫はそれについて、”ああいう話は出来れば聞きたくない。ななは俺の事をほめたり尊敬したりしていないのはわかるし仕方ないけれど、他の男性の事をああやって褒めているのを聞くのは良い気がしない”と言った。そして、”出来れば、もう少し優しくなってくれれば。。。”とも。

夫は、以前に比べて優しくなったような気がする。話し合いの時も、少し前までは、自分の言い分だけをいい放ち、"無理なものは無理”で一方的に終わっていたけれど、最近、特に私が最後に切れてからは、自分の中でもかなり反省したのか、私の話をよく聞こうとするし、言い方も優しくなったし、言動も行動も優しい。私が傷つく事はあまり言わなくなったし。

そしてその次の朝、夫が求めてきたのでセックスをした。３ヶ月ぶり？多分夫も、”このままじゃまずい”と思ったんだろうな。私は、行為があっただけで、心がとっても満たされる。それまでは、話し合いの中でもレスの事だけはどうしても言及できなかったのに、行為があった後は、夫に対して優しくなれる自分がいるのだ。私にとってセックスとは何か、ていうのがまだ掴めていないけど、良好な関係を維持するのにはなくてはならない必須アイテム。その後は、かなりお互いに仲良く、リラックスして、楽しんで時間を過ごせた。夜寝るときに夫が、”来てくれて嬉しかった、有難うね”と言ってくれたのも、嬉しかった。

自分の中では、夫とまた一緒に生活する覚悟が出来たように思う。夫が、私をこれまで以上に必要としているのをひしひしと感じる。今までのように、お金を稼いでいるわけでもない、何の役にもたたなくなった私の事を、である。そして、私も優しくなった夫と一緒に時間を過ごしたいと思うようになった。引越しは2週間後。それまでに、やらなくてはいけない事が山積みだ。

帰りの飛行機の中、後ろに座っていた、多分７才くらいの男の子が、うるさいし、椅子をけりまくるので、我慢も限界、あまりにも頭にきて、”椅子をなるべくけらないようにしてね”と注意した。隣に座っている父親はそれを聞いて、一応注意をしていたみたいだけど、５分ともたず、キックがまた始まった。まったくね。。。こういう事が多すぎて、子供がどんどん嫌いになってしまう自分がいる。でも、子供を作るタイムリミットも近づいているんだよな。