10月31日の日記

2009年10月31日日常

マイケルジャクソンの映画が、２週間しかやっていないと知ったとたんに、これはやっぱり行くしかないなと決めて、昨日学校から帰った直後に家の近くの映画館に行ってみた。週末は混んでいると思ったので、木曜日の午後２時。期待通り、がらがらで、楽チン。

映画をみて改めて思わさせられたが、マイケルはやっぱり天才だ。映画的には、This Is Itのコンサートが実現されていたらこんな風になっていただろう、というのがわかるようになっていて、有名どころの曲がすべてカバーされていた。リハーサルだから、適当に歌っているだけのはずなのに、あの歌唱力。そして、自分のステージを完璧に作り上げる事に対しての真剣度がハンパない。でも、他の人にも決して声をあげる事なく、ジェントルマンなんだなぁ。多少痩せてはいるものの、ダンスの動きも歌声も、２０年前のそれとほぼ変わらず、逆にどちらかというと、健康そうで生き生きしているように見えた。いやぁ、コンサートをじかに見たかった。観客がいかに自分の音楽を楽しんでくれるようにと、その気持ちがとっても良く伝わってきた。

偉大な人を失ってしまったんだなぁ。。。と、最後の方はやっぱりとっても切なくなった。しかも、イギリス公演のほんの何日か前に。。。ＤＶＤが出る予定みたいだから、絶対に買わないと。

今日は学校がなかったので朝遅くまで寝ていたら、友人から電話が来てランチしよう、と。お気に入りのパンケーキ屋さんにいって、その後コーヒーショップにいってだべる。彼女のおうちは今夜はパンプキン飾り作りをして、明日は子供とハロウィーンすると言っていた。”めんどくさいんだよねぇ”っていう彼女が、とても素直で素敵だと思った。

夫からは相変わらず連絡が来ず。夫の事があるから、勉強に集中できないのだと言い訳にしている。でも、夫は多分、忙しすぎて私との事などこれっぽっちも考えていない（考えられる余裕すらない）のだ。だから私が考えても無駄なんだけど、でもやはり頭に浮かぶのはその事。

友達と話していて一つ思い出した事がある。ずーっと以前私は、私よりも年上で頭が良くて、心のそこから尊敬できる人と一緒になりたいと思った事もあった。でも、時間がたつうちに、私よりも全てにおいて上にいる人と一緒にいると、私の存在感はなくなってしまうのではないか、私の事も同様に尊敬してくれる人がいいのではないか、と思うようになった。そして夫と出会い、一緒になったわけだけど。夫は、本も読まなければ物事を深く考えるタイプでもないし、正直私が尊敬するというタイプからは程遠い。でも、あの時に彼を選んだのには理由があったんだ、と思い出した。ずーっと、忘れていたわけで。良かった、思い出せて。

今週末は頑張って勉強しないと。集中力の神様、私に集中力を下さい。