8月27日の日記

癌を患ったＮ君からメールの返答が来た。”たくさん泣いたから。。。”って書いてあった。それを見て、とても辛くなった。今は、抗がん剤の治療中だ。Ｎ君は、私が小学生時代に好きだった男の子だ。年末に会った時は、元気そうだったのに。。。私に出来る事は、話を聞いてあげる事。彼からメールが来たら、すかさず返答して、私なりに元気付けてあげる言葉を投げかけてあげたい。本当に、本当に頑張って欲しい。話を聞くだけしか出来ない、無力な私が情けない。

夫のダラス行きが今日確定。日中に夫から電話があった。１０月一日付けで、ダラスで働くらしい。でも私は、まだ始まってないが、シアトルでの仕事のコミットメントが既にあるし、学校もここまで来たら秋セメのクラスはなんとしても取りたい。４月の予定が、半年も延びたのだ。会社が決めた事項だからといって、ただの家族である私がそれに従わなくてはいけないわけじゃない。夫もその辺の事を理解していて、既に会社には、３か月分のこちらでのアパート代を会社持ちにしてもらうように取り付けたらしい。だから、年末までは私はシアトル、夫はダラスという別居になりそうだ。

夫との遠距離は、正直、自信ない。。。夫との関係は、かなり良好になったものの、依然セックスレス。そこが、私にとってどうしても深刻な問題だ。夫にとってはどうなんだろう？何もしない、いわないという事は、現状で満足しているという事なのかな？そして、私も文句を言わないから、何もしなくてもＯＫなんだろうと思っているのかしら。だとしたら、大きな勘違いだ。大体ベガス旅行に行った時だって、なにもしなかったわけだから、夫は”やっとななは、レスでもＯＫになってくれた”と思っているのかもしれない。それが、正直、”冗談じゃないよ”と思ってしまうのである。だから、私は今日、夫の出向のニュースを聞いて、とても機嫌が悪かった。夫は、何も言わず、接待なのに９時前に帰ってきて、私の顔色を伺うべく甘えるようなしぐさをしてきた。それが、どうもうざい。私が不満だと思う事を相手に伝えられない。これは大きな問題だ。

でもね。。。Ｎ君の事を考えると、私はどうでもいい事で悩んでいるんだろうかと思わされるのもある。生きるか死ぬかという、究極の問題を目前にしている人間もいるのだ。今ある状態に、満足するべきなんだろう、きっと。。。そう考えるようになれないと、自分も成長しないんじゃないか、とも思う。

Things happen for a reason...　自分に起こった、または自分が関わった出来事は、理由があって起こったのだ。Ｎ君に起こった事も、きっかけとして、自分の人生をまじめに考えなくてはいけない。結局、自分がどんな人間になりたいか、どんな人生を歩みたいか、それを見据えなくてはいけない。わかってるんだけどね。。。理想どおりに行動するって、本当に難しい。