5月3日の日記

2009年5月3日 日常
先週の件で夫に対して頭にきていたが、何故かそれに関して話をする気にもならず。最初の頃は話もしなかったけど、少しずつ話をするようになり、今日は一緒に昼ねまでしてしまった。自分の中では、夫に対して言いたい事が山ほどあり、全て心を許す気にならない。でもいつまでもふてくされていてもつまらないので、少し心を許しているという感じ。本当なら、翌日に夫が”なに怒ってるの?”と聞いてきた時に、話せばよかったんだろう。でも頭にきすぎていて、そんな余裕がなかった。

夫の同僚の奥さんと、昨日また遊びに行った。毎回会うごとに、私に心を開いてくる彼女。今回はびっくりするくらい、色々と自分の事を話してくれた。”私、好きな人がいるんだよね”と突然言われて唖然としてしまった。彼女も旦那さんとうまくいっていないらしい。旦那さんとの関係は、冷め切っているという。私が、夫との間で悩んでいる事を話すと、そのパッションがあるだけまだましだという。事の真髄まではまだ聞いていないが、どうも、彼女を女として扱わない宣言をした旦那さんとの関係を、何度も改善しようとしたが無駄で、今では諦めの境地に入っているらしい。旦那さんが何をしても、どうとも思わない、とか。そう話す彼女の顔をみて、本当に冷めてしまったんだなと感じる。夫婦であるのに外に関係を求める人を私は尊敬しないが、彼女の状況を考えると、そうなってしまう気持ちが痛いほどよくわかる。その彼女の好きな人とも、浮気までの関係には多分至っていないらしいが、一年に何度か、会うだけで満足らしい。そしてその人の存在があるから、今の夫婦関係を保っていられるのだとか。”彼がなかったら、私は旦那とは既に別れてたと思う”という。う~ん、聞いているだけで、辛い、重い。。。

夫が、日本出張の間に、付き合いでキャバクラに行ったとかいう話を彼女にすると、”そんなので悩んでいた時あったな~私も”という。彼女の旦那さんの場合は、朝の4、5時まで帰らなかった時もあるという。店は2時で閉まるのに、何をしてたの?と聞くと、店が終わってから、ママに夜食を作ってもらい食べたり、店の女の子の悩み事を閉店後に聞いたりしていた、などと言い訳をしたらしい。でもその頃は、彼女も家でがみがみ言ったりしていたので、彼女曰く、彼も家に居たくないような雰囲気を作ってしまったのも悪かったのだろうという。その後、あまり責めたり、がみがみ言ったりしなくなった後、彼は家に早く帰ってくるようになったという。でも、結局、根本的な問題は解決されていないらしい。旦那さんに、オープンリレーションシップを提示したら承諾された事もあるという。なぜそんな事を言うのかと旦那さんに聞くと、彼女がそう言わせるように仕向けたと言ったらしい。彼女の話を聞いていて思ったけど、やはり女性はある意味相手を試す為に、心にもない事を言ったりする事がある。例えば離婚しようとか。男は最初ははいはいと流して聞いているけれど、実はそれを真に受けていて、何度もそういう発言をする事に、男の方のストレスは積もりに積もって、爆発してしまうのだ。うちと全く同じ状況だ。

彼女は私に色々話せる事が嬉しいらしい。なかなか、そういう話をオープンに出来る友達がいなかったという。話をしても、友達に逆に”我侭”だと怒られたりとかして、寂しかったみたいだ。私は、ただ彼女の話を聞いているだけで、その話や彼女の感情が私のそれにあまりにも似ているので同意してしまう。それが心地よいのだろう。それにしても、彼女は冷め切っているというけれど、旦那さんの愛を何よりも欲しかったんだろうな、と思う。でもその気持ちが完全に冷めてしまった今、よく一緒にいられるなぁ、と思う。

彼女の旦那さんの話を聞いて、うちの夫との関係はまだそこまでいっていないな、と、比べるのは良くない事かもしれないが、少し光が見えたような気がしたのだ。夫は帰ってくるのが次の日の4、5時になった事などもない。でも私達は、今よりもずっと前には、何でも言い合える仲だったのだ。でも今は。。。それにセックスレスの問題もあるし。彼女も多分、同じような問題を抱えているんだと思う。”女としての人生を諦めたくない”と、旦那さんに何度も言ったという。その辺の事を、今度また聞いてみようかな、と思う。身近で同じような問題に悩んでいる人、またはそれを理解してくれる人がいなかったので、本当に彼女と出会えて良かったと思っている。旦那同士は、うちらがこんな事を話し合っているとは、全く知らないだろう。

夫婦関係よりももっと重要なのは、私のキャリアと勉強の方向性だ。もぅ、どうしたら良いかわからない。行くはずだった大学院の生徒にメールしたら返事が返ってきた。とても丁寧に、プログラムの感想やらを書いてくれた。その人にもう少し話しを聞いてみようと思っている。夫婦関係も含めて、私のこの、現在のうだうだしている状況は、目標を失ってしまって行き場がない自分であるという事が、一番の原因のような気がする。何とかこの状況を打破しなければ。

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