12月27日の日記

インフルエンザって結構しつこい。

熱が下がったと思ったらまた上がったり。体のだるいのはなかなか抜けないし。やはり帰る日にちをずらしたのは正解だったかも。夫は執拗に、”まだ熱あるんじゃないの”とかＣｈａｔで聞いてくるので余計に腹が立つ。うつってしまえばいいと思うくらい腹が立つ。

こんな状況下、緊急の仕事の要請が。前に務めていた会社が今私のクライアントなわけなんだけど、そこにいた優秀なＩＴの人材が一人、最近辞めてしまった。正直彼がいないと私としても不安だけれども仕方ない。緊急という事で一応会社のシステムに入って少しリサーチしたけど、案の定コンピュータをずっと見てると頭が痛くなってくるので、適当に止めておいた。どっちにしても、追加の情報をもらわないとこれ以上進めようがないし。

私は家を出てからというもの、帰国する時はあまり実家に長くいられないたちだ。夫と夫の家族関係とは全く違う。先日の同窓会などでも聞いたけど、男子は、実家と疎遠になる人の方が多いらしい。近くに住んでいるのに、”何年もあってない”とか。”だって親と会って何話すの”とか。うちの夫が、毎日のように実家の母親と話しをしているというと、皆　”それはおかしいよ”という。やっぱりそうだよねぇ。さすがに私も、そこまで親にべったりは出来ない。親には親の行き方ややり方があって、実家に滞在している以上、私はそのルールに従わなくてはいけない。でも夫の場合はそういう考え方がない。なぜかというと、かなり甘やかされて育ったから。先日義理の母が言っていた事で驚いたのが、夫が出張で実家に帰った時、夫は居間で仕事のレポートを書いていたらしい。”静かにして”というので、皆テレビもつけず、夫の言うとおりシーンとしていたらしい。はっきりいって、甘やかしすぎじゃない？と思った。だって、レポートなんて自分の部屋で書けばいいわけで、他の家族のメンバーを巻き添えにする必要がないんだから。ま、それが彼の家族のルールで、夫はやりたい放題なわけだから、そりゃ実家の居心地は良いだろう。でもその感覚を、私にも押し付けようとするのがうざい。”家族はべたべた、仲良くするもの”と。家族によって違うんだという事が、わかってない。

今回の帰国前に、カウンセラーにも行ったりして、私は自分の親との距離感をつかみ直そうと思った。うまくやっていくために。後に後悔しないように。実家には実家のルールがあり、それに従えば良いだけの事。親のアテンションは多少うるさいが、悪気があってやっている事は一つもないという事。それを頭に入れると、自然と、なんとなく、親とスムーズに接する事が出来るようになってきたような気がする。

夫ともそれが出来るようにやっとなったと思ったとたんに。。。これだもんな。同窓会で再開した人みたいに、素敵な人はまだたくさんいるわけで。本当に夫でいいのだろうかと、また自分に問いかけているような状態に陥っている。一体いつになったら、しっくりくる関係になるんだろうか。というか、いつかなるんだろうか。