3月16日の日記

昨夜、夫と喧嘩した事で不安で眠れなくて、やっとベッドに入った後、夫は手を握ってきた。多分、寝ている時だったから意識も朦朧としてたんだろうし、夢見てたのかもしれないけれど。で、今朝起きてから、引越しをしてからというもの態度が悪かったという事に対して、私から謝った。夫は、”そんな事言ったっけ？昨日はむかついてたから。”と言っていた。
　
　
そして、”誕生日おめでとう”という、半分ふてくされたような言い方で言ってきた。あぁ覚えてたんだな。誕生日ディナーは来週する事になり、明日は出張で朝早いから、うちでご飯を作って食べた。私が日本から帰ってきてから、はじめて色々と普通にしゃべったような気がする。
　
　
考えてみると、夫はうちら夫婦間の事を、いつも気長に考えているんだな。何かあるとすぐ”もうだめかも”とか"離婚した方がいい”とか考えてしまうのは私の方だ。”白、黒、つけたがる。グレーがない”と、私の事を夫はいつもそう言う。確かに。
　
　
気長に。。。　夫婦の関係って、下手すると両親と過ごすよりも長い時間を過ごすのかもしれない。だから気長に構えていないとやっていけないのかもしれない。そういう意味で、私は夫と誰よりも尊敬する。夫は、私はいつも夫の事をばかにしているとか言うけれど、そんな事はない。表面上は言わないだけで、私は夫を精神面では超えられないと思っている。（いや、夫は決して完璧な精神の持ち主じゃないけれど）。少なくとも私よりも数倍大人だ。
　
　
夫婦間って、本当に難しい。家族も難しい。
きっと一生こうやって、悩みながら試行錯誤しながら、やっていくんだろうな。それでも、出会ってから8年間、夫に対して飽きたという感情になった事は一度もなく、いつも夫が何を考えているのか、どうしてそういう行動に出るのか、私なりに悩んで苦しんで答えを探してきたような気がする。相手が夫だから、出来ることだ。他の人だったら、多分そうは出来なかったかもしれない。
　
　
眠れない。テレビ見てから寝よう。