2月4日の日記
2008年2月4日日本から、一旦帰ってくる。
しかし目まぐるしい一週間だった。システム立ち上げが近いけど、はっきりいって無理なんじゃないかと思うほど問題だらけ。問題がありすぎて、クライアントの責任者はわざと目をそらしているようにも見える。でも実際立ち上げた後、私の所にしっぺ返しがこられても困る。言い訳じゃないけど、私はこのプロジェクトでは開発者として入って、今となってはプロセスにもからんでるけど、プロセスに入る所での知識転移があまりにも少なかったから、かなり苦労してるのだ。アメリカ人やインド人に”必要な情報を下さい”といっても、帰ってくる言葉は”資料読めばOK"だけ。でも、資料だけじゃ充分じゃないのは経験でわかる。来週また帰るけど、はっきりいって怖い。。。でも、いい加減な仕事をするわけにはいかないし。
帰ってきて、ニューヨークから出張で帰ってきたばかりの夫と週末ご飯を食べに行く。会話がかみ合わない。暫く会わないと、いつもそうだ。お互いに、”自分が、自分が”と、自分の話を相手に聞いて欲しいからなんだろうな。言った先は初めて行った中華で、北京ダックを食べたけど、それが凄く美味しかった。ついでに老酒も飲んでしまった。
そして日曜日。
頼まれた急ぎの仕事をやってあげると、下請けしている会社のオーナーが、その会社で働かないかと誘ってくださった。”もし断れないくらい良いオファーだったら、NASAの夢を捨ててうちにこないか”と。その会社はまだ子会社だけど、社員のレベルはかなり高い。そのオーナーも、経営者であるだけでなく現役ばりばりで、技術的な能力では彼を上回るコンサルはいないのではないかと思うほど。当然既に、億万長者で、他にも会社を持っていると聞いたこともある。今後、会社をもっと大きくして、ビッグ4をも倒すのが目的!との事(ホントに達成するかどうかは別として)。
嬉しい話だったけれど、少し考えたいと言った。NASAを今諦めるわけにはいかない。というか、NASAはとお〜い、とお〜い先の話なんだけど。ってか、かなうかどうかもわかりませんが。
でも嬉しくて夫にその話をすると、私の話し方が悪かったのか、また喧嘩になった。”金の話ばかりするな”という。別に、金に執着しているわけではない。今の私の中で、”自分のやりたい事”と、”良い収入を得る”という事は二つ、別の路線として存在するのだ。科学者とか研究者の道は、やりたい事が出来るけど、その道での収入を考えると、どんなに良くても限りが見えてしまう。一方、”金を稼ぐ”というのも、充分立派な人生の目的になりうる。企業したり、コーポレートラダーを上がって名声を築くのも、それはそれで立派な事なのだ。何も目的がないより、全然ましだ。
自分の能力でどこまで出来るか。どちらにしても、自分にとってチャレンジだし、挑戦なのである。目的があるからこそ人生は楽しみになるし素晴らしい。そういう意味で言ったのに、夫は物凄く短絡的な意味合いでしか取らない。そして、私が夫の事を褒めた事がないと責める。なんなんだ???物凄く卑屈になってる。
まぁ、人生には時間が限られているので、全てをこなす時間なんてない。岐路にあたった時に、どちらの道を選ぶか、それも重要なその後の自分の人生の要素になっていくわけで。その時に持ち合わせている能力とか人間性とか感性とかがその重要な決定を下す事になる。そしてその決断の結果、後悔するか、満足するか、でも死ぬ時にやっぱり後悔しちゃうかは自分次第。女性の場合は、人によっては子供を産むという仕事もあるわけだし。
何はともあれ、良い決断を下せる人間でいる為にはいつも、潔く、中身の綺麗な人間でいるという事は重要要素だと思っている。結局、この世は人で出来ている。どんなに仕事が出来ても頭が良くても、人間性が悪きゃ仕事をもらえない。嘘ばかりの人間には、そういう種類の人間が自然とよってくる。そういうものだ。今回の話だって、私が飛びぬけて仕事が出来るからオファーをくれたのではない。そのオーナーに比べたら、私の能力なんて半分にも満たないだろう。でも頼まれた仕事はきちんとこなすという姿勢が、買われただけの事と思っている。
大切な事を忘れないように、生きて生きたいものだ。
しかし目まぐるしい一週間だった。システム立ち上げが近いけど、はっきりいって無理なんじゃないかと思うほど問題だらけ。問題がありすぎて、クライアントの責任者はわざと目をそらしているようにも見える。でも実際立ち上げた後、私の所にしっぺ返しがこられても困る。言い訳じゃないけど、私はこのプロジェクトでは開発者として入って、今となってはプロセスにもからんでるけど、プロセスに入る所での知識転移があまりにも少なかったから、かなり苦労してるのだ。アメリカ人やインド人に”必要な情報を下さい”といっても、帰ってくる言葉は”資料読めばOK"だけ。でも、資料だけじゃ充分じゃないのは経験でわかる。来週また帰るけど、はっきりいって怖い。。。でも、いい加減な仕事をするわけにはいかないし。
帰ってきて、ニューヨークから出張で帰ってきたばかりの夫と週末ご飯を食べに行く。会話がかみ合わない。暫く会わないと、いつもそうだ。お互いに、”自分が、自分が”と、自分の話を相手に聞いて欲しいからなんだろうな。言った先は初めて行った中華で、北京ダックを食べたけど、それが凄く美味しかった。ついでに老酒も飲んでしまった。
そして日曜日。
頼まれた急ぎの仕事をやってあげると、下請けしている会社のオーナーが、その会社で働かないかと誘ってくださった。”もし断れないくらい良いオファーだったら、NASAの夢を捨ててうちにこないか”と。その会社はまだ子会社だけど、社員のレベルはかなり高い。そのオーナーも、経営者であるだけでなく現役ばりばりで、技術的な能力では彼を上回るコンサルはいないのではないかと思うほど。当然既に、億万長者で、他にも会社を持っていると聞いたこともある。今後、会社をもっと大きくして、ビッグ4をも倒すのが目的!との事(ホントに達成するかどうかは別として)。
嬉しい話だったけれど、少し考えたいと言った。NASAを今諦めるわけにはいかない。というか、NASAはとお〜い、とお〜い先の話なんだけど。ってか、かなうかどうかもわかりませんが。
でも嬉しくて夫にその話をすると、私の話し方が悪かったのか、また喧嘩になった。”金の話ばかりするな”という。別に、金に執着しているわけではない。今の私の中で、”自分のやりたい事”と、”良い収入を得る”という事は二つ、別の路線として存在するのだ。科学者とか研究者の道は、やりたい事が出来るけど、その道での収入を考えると、どんなに良くても限りが見えてしまう。一方、”金を稼ぐ”というのも、充分立派な人生の目的になりうる。企業したり、コーポレートラダーを上がって名声を築くのも、それはそれで立派な事なのだ。何も目的がないより、全然ましだ。
自分の能力でどこまで出来るか。どちらにしても、自分にとってチャレンジだし、挑戦なのである。目的があるからこそ人生は楽しみになるし素晴らしい。そういう意味で言ったのに、夫は物凄く短絡的な意味合いでしか取らない。そして、私が夫の事を褒めた事がないと責める。なんなんだ???物凄く卑屈になってる。
まぁ、人生には時間が限られているので、全てをこなす時間なんてない。岐路にあたった時に、どちらの道を選ぶか、それも重要なその後の自分の人生の要素になっていくわけで。その時に持ち合わせている能力とか人間性とか感性とかがその重要な決定を下す事になる。そしてその決断の結果、後悔するか、満足するか、でも死ぬ時にやっぱり後悔しちゃうかは自分次第。女性の場合は、人によっては子供を産むという仕事もあるわけだし。
何はともあれ、良い決断を下せる人間でいる為にはいつも、潔く、中身の綺麗な人間でいるという事は重要要素だと思っている。結局、この世は人で出来ている。どんなに仕事が出来ても頭が良くても、人間性が悪きゃ仕事をもらえない。嘘ばかりの人間には、そういう種類の人間が自然とよってくる。そういうものだ。今回の話だって、私が飛びぬけて仕事が出来るからオファーをくれたのではない。そのオーナーに比べたら、私の能力なんて半分にも満たないだろう。でも頼まれた仕事はきちんとこなすという姿勢が、買われただけの事と思っている。
大切な事を忘れないように、生きて生きたいものだ。
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