1月10日の日記

2008年1月10日
システム立ち上げ準備の為、再び日本への出張命令だ。今度はトータルで1ヶ月と言われた。。。 2週間と思ってたので、一ヶ月!?といったらプロマネが、”途中で一旦帰ってきてもいいよ”との事。来週はサンノゼに出張。また、くるくると忙しくなる。。。
 
 
まぁ、出張はこの仕事の宿命だな。ここ半年以上、家から仕事をさせてもらえてたせいで、正直、出張に対してちょっと嫌悪感が沸いてきたのはある。昔は出張ばかりだったから、体が旅慣れしてたのだろう。出張が多いのもコンサルの欠点だ。だから転職したいわけじゃないけど。長くコンサルやってる人達のほとんどは、出張に対してあまり嫌悪感がない人が多い。逆に、いろんな場所にいけて楽しいと思う人も多い。それとか、出張が多いと、逆に夫婦間の仲が良くなったりするという人も多い(限られた時間しかないと、共有する時間を大切にしようと夫婦が自然と協力するみたい)。
 
 
私自身も、出張自体は嫌いじゃないけど、この仕事柄、一つの場所にしばらく行っていると、その土地を楽しむという事にエネルギーを費やすのは最初の方だけで、後のほうは結局ホテルと会社の往復のみになってしまう。ご飯もルームサービス。その結果フラストレーションが溜まり、夫に会えないというものあって、出張を毛嫌いするようになった。事実、出張がなくなった過去3,4年間のほうが、夫との関係は良好である。
 
 
もうこのプロジェクトが終わったら、しばらく仕事を入れないようにしようと心に決めた。じゃないと、本来の夢が、どんどん遠くなる。このままどんどん年をとるだけ。”お金を稼ぐ”事が、自分の存在価値を認める要素の一つと、自分の中で自然になってしまってるんだろう。それ以外に、自分で自分を認められる要素が私には今、ない。
 
 
綺麗になってちやほやされる事とか、美味しいご飯を作って家族を喜ばしたりする事とか、仕事をがんがんやって大金持ちになる事とか、権力を持つ事とか。人は自然と自分の興味のある領域に惹かれ、それぞれに自分の持っている能力を最大限に使いながら、無意識にか意識的にかその領域で活動していこうとする。自分の興味がある領域が、自分の持っている能力を最大限発揮できるであろう場所であるかは、わからない。そんなの死ぬまで、いや死んでからだってわからない。もっと自分が輝ける場所があったのではないか。。。と、自問自答を繰り返しながら、死んでいくのじゃないかな。
 
 
逆に、自分が信じている理想の領域が、実は自分には全く合っていない、という可能性だって大いにある。若い頃は多くの人が、それにぶちあたるのではないだろうか。興味があると思っていた分野で学校に行って、でも実際にその延長戦で就職してみると、自分には全く合わなかった。。。とか。
 
 
私の夢だって、本当に自分がそれをやりたいのか、能力があるのか、その領域で仕事をするのが自分に可能なのか。。。凄く自信ないしわからない。。。でも、その領域の事を考えると胸がはずんで、生きる目的と勇気が沸いて来る。そんな領域の中で、ちょこっとでもいいから自分が力になりたい、と思う。そうすれば、死ぬときにきっと、ある程度の満足感を得て逝く事が出来るんじゃないかな。。。と。少なくても、後悔はしないだろうと。
 
 
時々こういうふうに自分で自分を振りたたせないと、私はいつも大切な事を忘れがちになってしまうので、改めてまた書いてみた。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索