1月6日の日記

久々にどうしても早く観たい映画があったので、昨夜の夜に近くの映画館に行った。”I am legend". ウィル・スミスの映画。
ネタばれの可能性もあるので、映画を観る予定の方は読まれない方が良いかも。
　
　
予告を見てから興味が沸いて、Wikiで調べてみると、なんと過去に2度もリメークされている映画だった。”The Last Man on Earth" と、”The Omega Man"とかいう映画。映画の題名こそは違うが、全部同じ原作（I am legend)を元に映画化されている。そして、過去の映画のストーリーのコンセプトが新鮮で気に入ったのでどうしても観たかった。DVD化まで待てなかったというワケ。
　
　
結果、ストーリーが過去のものとは少し変わっていた。基本的は映画のコンセプトがそれで随分違ってしまう。私は、過去の映画のコアのコンセプトが好きだったんだけど、今回のは、最近よく出てくる同じ系統の映画のコンセプトとあまり変わらなくてがっかり。
　
　
結局、この映画はこの題名が何を意味するかという所が重要なんだと思う。SFホラー系の映画の中で、いかにして”Legend（伝説）”というミスマッチングなタイトルの意味合いへの紐付けがなされていくか？そして、もっと重要なのは、そのLegendというのが、どの視点からの言葉なのか？？？そのあたりのコアな所を、原作から変えないで欲しかった。。。過去の2つの映画はWikiのあらすじによると、その辺りをもっと忠実に原作にそって表現しているし、ある意味考えさせられるテーマであった。しかし、今回の映画はその部分が欠けているので、誰でも予想できる、ありきたりのエンディングで終わってしまった。
　
　
せっかくの、ウィルの素晴らしい演技も、台無し。最後終わった時点で夫は、”これって、28Days Laterとかと一緒系だね”と言っていた。まさにその通り。その後車の中で、原作の話（こうなるはずだったというストーリー展開）を夫に説明した。夫は、”へ〜”と言うだけであまり関心はなさそうだったけど。。。　いずれにしても、ちょっとがっかりした映画だった。