12月11日の日記

日本での生活も残りあとわずか。はっきりいって苦痛なので早く終わってアメリカに帰りたい。帰った所で、苦痛の日々は変わらないんだけども。
　
　
仕事はまぁまぁ。一緒に仕事をしている人間のレベルはかなり高い方なのではないか。今来ている会社は、アメリカの会社の日本支社だけど、会社の雰囲気がとてもよくて、人も良くて、こんな会社なら居心地が良いだろうと思わされた。ジーンズもOK。皆7時には帰る。コンサルの私がふらふら社内を歩いていても、何故か皆笑顔で、興味津々にしゃべりかけてくる。普通、日本の会社とかって、”誰あの見た事無い奴！”という反応が普通だと思うけど、その会社は違う。いやらしさとか腹黒さが全く見えない。やはり、会社には似たもの同士が集まってくるのだろう。という事は、上の人間の人選が良いのではないか。
　
　
だが、ちょっとスピードが遅い。。。2週間で終わらせなければいけない事、このままだと終わらんよ。もちょっと危機感持ってくれ。。。
　
　
朝の出勤ラッシュを体験するのは、学生時代以来だ。一日目は案の定、満員電車の中、酸欠でぶっ倒れそうになった。しかも、”皆なにをそんなにぎすぎすしてるんだろう、もっと余裕を持とうよ”的なあきれた目で見ていたが、三日目くらいになると、既に自分がそういう目で周りを見ている。改札でつっかかっている奴を、”遅い、うざい！”とか思ってしまったり。慣れは怖い。
　
　
何度帰ってきても、いつも思う。日本にはもう住めない。
離れていればいるほど、私は日本が嫌いになってくる。日本が必要なのは、化粧品を買うという事くらいだ。何故か、日本の、嫌なところばかりが、目につくようになってくる。年々、自分の中でそれは悪化しているようだ。いろんな意味で行き苦しくて、気がくるって発狂しそうになる。私にとって、それが日本。悲しいことだけど、仕方ない。