5月31日の日記

今朝、私の6月いっぱいの退職の件が、管理部の部長の耳に入った。私の上司は、昨日辞職について話した時、私の事を考えてくれ、”お金も重要だから、辞める時期についてはゆっくり考えていいです”と言って、内密にしてくれていた。でも、今朝、やはり辞める時期を決めたほうがけじめがつくので、6月いっぱいにしてくださいとお願いした。
　
　
私の上司は、とても理解がある人だ。なかなか、あそこまで理解を示してくれる人はいないだろう。ありがたいことだ。
　
　
夕方、管理部部長に呼び出され、1時間半くらいおしゃべりした。私が、”夢に向かって勉強します”というと、”いいな〜”と言っていた。そういうチャンスがあるということが、羨ましいという。やはり、家庭を持って、子供ももって、奥さんも働いていないとなると、それそう簡単に、”会社辞めて、勉強する！”なんていい出せないしと。でも、やりたいことに突き進めるチャンスがあるという事は、ありがたい事なんだと。
　
　
そうだな〜、そうなんだな〜と思った。みんなが私を、羨ましがってくれる。でも、みんなが本当に羨ましがっているのは、”やりたいことがある”事実なんじゃないかな、とふと思う。私だって、これが本当に、"やりたい事”なのかなんて、正直まだわかってない。やってみて、”やっぱり違った”と思うかもしれない。後悔するかもしれない。でも、なんだろ、ずーーーーっと心にひっかかっているものって、やっぱりやらないで後悔するより、やってみて後悔するほうが良い、と判断した。だから、今は、”やりたいことがある”と言っているけれど、果たして本当にそれが、”やってみて良かった事”に将来なるかは、わからないけどね。
　
　
人生、生まれてきたからには、各人にそれぞれ、与えられたミッションがあるんだと、私は信じている。そのミッションは、その人が望んでいるものかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、"天職”と思える、やってて楽しく充実できる、そんな仕事にめぐり合えたら、本当に幸せな人生なんだろうな、と、思う。そんなラッキーな人は、この世の中にも一握りだろう。
　
　
でも私は、それに巡り合いたいと強く願っている。