それぞれの道
2003年10月1日新しい会社の大量レイオフは昨日今日で突然行われた。結果、知っている人、自分が頼りにしているManager達、人間的にとても好意に思っている人たちが一斉に去って行った。
私のもとにはまだ電話はこない。一応今週中にその電話は、従業員全員に個人的にかかってくる事になっている。明日か、あさってか。。。
夫の仕事の理由でこの州に引っ越してきた当時に、うちの会社のこの地域を担当しているOfficeにトランスファーしてもらおうという事で、面接を受けた事があった(同じ会社内でも、地域、属するOfficeが違うと、そこでまた面接を受けなければいけない)。そして私はそこで、あるManagerによって落とされた。結果、もともと属していたOfficeに(州は違うんだけれども)引き続き滞在できることになって、ほっとしたんだけれども。今回のリストラクチャーの結果、このManagerは、ほとんどもManager格がレイオフされている中、なんとレイオフされるどころか昇進して、引き続きそのOfficeでのManagerにとどまっているようだ。
となると、私がこの会社にいられるかどうかは、このManagerが”OK"サインをだすかどうかにかかっている。さあ、どうだか。はっきり言って自信がない。だってこのManagerと私、めちゃくちゃ性格あわなそうなんだもの。
レイオフされて去った人達。私を入社当時から本当によく面倒みてくれたManagerを含め、大好きな人たちが去って行った。本当に悲しい。会社は人で選べと父が言った。私は一緒に働いていた彼らや、その雰囲気がなんとも好きだったのだけれど、あっけなく、本当にあっけなくなくなってしまった。こんなものなんだろうか。
同じクライアントで働いてるレイオフされた人と今日話した時、彼は言った。"ショックだけれど、全く予想していなかった事ではないし、仕方が無い。今はつらいけど、何事も、物事は結果的に自分にとって良い方向に向かうようにできているものだと思う。だから考え様によっては、そんなに悪い事ではないよ”。
確かに。また一から仕事を探さなければならない事とか、しかも彼のように子供も二人いるような家族を養っていかなければいけない義務をかかえていれば、きっと不安で仕方ないんだと思う。でも、それをふまえてもそれだけ前向きな姿勢で構えられるというという彼の強さに、本当に圧倒されて、言葉もでなかった。
明日は我が身だ。もうどうにでもなれっていう心持になってはいるが。
世の中は、本当に厳しい。生きていく事って本当に大変。どんなにまじめに生きていたって、一生懸命頑張っていたって、報われない事ってたくさんあるんだ。それでも、蹴飛ばされてもまた立ち上がる力を、一生かけて少しずつ蓄えて行く。それが人生なのかも、みたいなのを少し垣間見た。誰にも認められないかもしれない。誰も見ていてくれないかもしれない。泣いていても、自分の辛さなんかわかってくれる人が一人もいないかもしれない。それでも、なんとか留まって、明日の朝また目覚められるように。。。
夫は、心配して落ち込む私を見て、"俺は日本の企業だし、レイオフっていう可能性はしばらくは絶対ないから、心配しないでいいよ。大船にのった気持ちでいてね。首になったら、専業主婦になって、俺のJAVAの個人教師になってくれてもいいんだから。”と言ってくれている。そういってくれる身近な人がいるっていう事は本当に有難い事なんだ。
私のもとにはまだ電話はこない。一応今週中にその電話は、従業員全員に個人的にかかってくる事になっている。明日か、あさってか。。。
夫の仕事の理由でこの州に引っ越してきた当時に、うちの会社のこの地域を担当しているOfficeにトランスファーしてもらおうという事で、面接を受けた事があった(同じ会社内でも、地域、属するOfficeが違うと、そこでまた面接を受けなければいけない)。そして私はそこで、あるManagerによって落とされた。結果、もともと属していたOfficeに(州は違うんだけれども)引き続き滞在できることになって、ほっとしたんだけれども。今回のリストラクチャーの結果、このManagerは、ほとんどもManager格がレイオフされている中、なんとレイオフされるどころか昇進して、引き続きそのOfficeでのManagerにとどまっているようだ。
となると、私がこの会社にいられるかどうかは、このManagerが”OK"サインをだすかどうかにかかっている。さあ、どうだか。はっきり言って自信がない。だってこのManagerと私、めちゃくちゃ性格あわなそうなんだもの。
レイオフされて去った人達。私を入社当時から本当によく面倒みてくれたManagerを含め、大好きな人たちが去って行った。本当に悲しい。会社は人で選べと父が言った。私は一緒に働いていた彼らや、その雰囲気がなんとも好きだったのだけれど、あっけなく、本当にあっけなくなくなってしまった。こんなものなんだろうか。
同じクライアントで働いてるレイオフされた人と今日話した時、彼は言った。"ショックだけれど、全く予想していなかった事ではないし、仕方が無い。今はつらいけど、何事も、物事は結果的に自分にとって良い方向に向かうようにできているものだと思う。だから考え様によっては、そんなに悪い事ではないよ”。
確かに。また一から仕事を探さなければならない事とか、しかも彼のように子供も二人いるような家族を養っていかなければいけない義務をかかえていれば、きっと不安で仕方ないんだと思う。でも、それをふまえてもそれだけ前向きな姿勢で構えられるというという彼の強さに、本当に圧倒されて、言葉もでなかった。
明日は我が身だ。もうどうにでもなれっていう心持になってはいるが。
世の中は、本当に厳しい。生きていく事って本当に大変。どんなにまじめに生きていたって、一生懸命頑張っていたって、報われない事ってたくさんあるんだ。それでも、蹴飛ばされてもまた立ち上がる力を、一生かけて少しずつ蓄えて行く。それが人生なのかも、みたいなのを少し垣間見た。誰にも認められないかもしれない。誰も見ていてくれないかもしれない。泣いていても、自分の辛さなんかわかってくれる人が一人もいないかもしれない。それでも、なんとか留まって、明日の朝また目覚められるように。。。
夫は、心配して落ち込む私を見て、"俺は日本の企業だし、レイオフっていう可能性はしばらくは絶対ないから、心配しないでいいよ。大船にのった気持ちでいてね。首になったら、専業主婦になって、俺のJAVAの個人教師になってくれてもいいんだから。”と言ってくれている。そういってくれる身近な人がいるっていう事は本当に有難い事なんだ。
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